これが無かったらボカロPは今より1人少なかった -浅上トモキの場合-
- 浅上トモキ
- 2023年11月7日
- 読了時間: 5分
どうも、浅上トモキです。
共通お題ブログのターンが回ってきたので自分の記憶を探りながら書いていきます。
少年、音楽と出会う
休み時間はドッジボールに勤しみ、学校が終われば野球をするか友達と集まってポケモンや遊戯王をやっていた浅上少年。
当時の浅上少年の音楽はほぼアニソンの世界しか知りませんでした
アニソン以外だとモー娘。の流行にドンピシャで被ってた世代なのでクラスの女子が休み時間に音楽流してダンスの練習してたから知ってるぐらい。
そんな時に遠足のバスでクラスメイト作のプレイリスト(多分カセットかCD)が流れてたわけなんですが、そこで浅上少年この曲に衝撃を受けることになります。
ポルノグラフィティに出会い、アポロを聴いたことによって一気に音楽の世界に目が向くようになった浅上少年。
自分の作る作品へ落とし込めてはいませんが、ポルノグラフィティは間違いなく
音楽が好きになった一番重要なアーティストとなりました。
バンドってかっこよくね?
児童から生徒へ呼ばれ方が変わった頃、自分も含め音楽を聴いていることが一種のステータスのように錯覚する時期。
今でこそバンドサウンド作るボカロPやってますが当時はバンドというものをきちんと認識していません。
多分音楽番組に出てたのもバンドじゃない人が多かったからかも?
そんなときに出会って影響されたのがこの曲とバンド。
例に漏れず同世代がバンド好きになる鉄板のルートを辿ってますね。
同じように影響されて楽器を始める人も多かったと思うんですが、自分がギターを弾くようになるのはバンドとの出会いから少し後のお話。
あとはこの曲なんかも多大な影響を受けてます。
とても世代がバレる選曲。
このへんでバンドサウンドの魅力に一気に引き込まれることになり、ボーカルだけじゃなく楽器にも注目して音楽を聴くようになりました。
明確になんでバンドサウンドがよかったの?と聞かれると返答に困るんですが、本能的に一番好きなのがこれだったんですよ。
その感覚が強く残ってる影響で、トレンド無視して未だにイントロ長かったり間奏でギターソロやったりする曲ばっかり作ってる。
自分の中で一番気持ちいいんだもんしょうがない。
ボカロの衝撃
成長するのは自分だけじゃなく、世の中の技術とかサービスも進化していきます。
自分の中で一番大きかったのはニコニコ動画がサービス開始したこと。
フラッシュ世代からしたら動画サービスってほんとに革新的でした。
当時からオタクルートに足を踏み込んでいたため、サービス開始当初からニコニコにハマっていく日々。
そこでボカロというものがあるということを知り、話題になった曲を聴いてみたわけです。
その曲がこちら。
そもそも人じゃなくてソフトウェアが代わりに歌うってなにってとこから半信半疑で聴いてみて、その技術とryoさんの作る曲のクオリティに鳥肌がたったことを未だに覚えてます。
ボカロ草創期にリアルタイムで触れられたことはほんとに幸運だったと思う。
今に至るまでの間に離れてしまった時期はあるものの、また戻ってきてボカロPとして曲を出すようになったのはこのときの体験が忘れられなかったこともあるのかも。
一人の男との出会い
バンド,ボカロに触れてじゃあもう今の浅上トモキが完成したね!とはならないんですよね。
実際バンドを組んだことは高校の文化祭のために期間限定で一度きり。
それ以降はたまーにギターを弾くぐらいでした。
じゃあ他に何から影響を受けて音楽作ってんの?というとこのバンドのボーカルとの出会いがかなり大きかった。
1年だけ通った専門学校時代、同級生だった彼から聞かされた音楽への熱意が忘れられない。
熱意そのままに強く背中を押してくれるような音楽性もあり、友人ではあるものの本当に尊敬する人に出会えたなと思ってます。
多分この出会いがなかったらもうギターもベースも弾いてなかったかもしれないぐらい、音楽を続けることのモチベーションになってます。
ここ何年かライブ見に行けてないからそろそろ行ってパワーもらいたいなー。
浅上トモキ、ボカロPになることを決心
音楽はやりたい、でも社会人になってバンドを組む勇気と時間がないという時期が長く続きました。
そんなときニコニコ初期から付き合いがある友達がボカロPとして活動を始め、作曲しているところを見る機会がありました。
当時はボカロ文化から離れていた時期なんですが、その出来事をきっかけに草創期とは違うボカロ文化と作曲の2つ同時に興味を持ち始めました。
ギターとベースがせっかくあるんだから新しいことやりたいな-と思ってたときにニコニコのランキング上でとある2曲に出会います。
当時仕事がかなりしんどかった自分にとって、この2曲から感じるパワーが凄まじかった。
どのくらいかっていうとこの2曲聴いたことで一気にDTMに必要な機材やソフトを揃えて一気にボカロPデビューまで進むくらいには影響受けてる。
多分自分の性格上この2曲に出会ってなかったらなんだかんだ言い訳してボカロPになってなかったんじゃないかなぁ。
余談ですが、今となってはいろんな縁があって仲良くしてもらってるこの2人。
当時はただただ純粋にファンだったので初めて話したときはガチガチだったのを覚えてます。
でもボカロP始めたきっかけになったってことを本人に直接伝えられたのはよかったなと今でも思うので、感想とか思ってることは絶対伝えたほうがいい。
こうやって振り返ると自分の音楽って他人がめちゃめちゃ関わってるなって改めて認識しました。
それこそ今書いてるこの記事もおぼへぼ始めてなかったら書いてないわけだし、つくづく人との縁で楽しくやれてる。
ボカロPとして活動する根幹に、聴いた人の後押しになったり心に残るものを作りたいって気持ちが根強くあるのでこれからもブレずにやっていきたいと思います。
次回!共通お題ブログ最終回!担当は瀬梁ゆうくんです!!!
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