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これが無かったらボカロPは今より1人少なかった -小島イチカの場合-

  • 執筆者の写真: 小島イチカ
    小島イチカ
  • 2023年10月12日
  • 読了時間: 3分

なれそめ


2009年の1月7日、「おしゃかしゃま」の着うたを買った。


RADWIMPS2年3ヶ月ぶりのアルバムリリース発表とともにリリースされた「おしゃかしゃま」を、校内で安いイヤホンで友達と順番に聞いた。

まだ制服を着ていた年齢で触れたRADWIMPSが、はじまりだったと思う。


小学校で一度ギターを習っていた。週に一度でほんの2ヶ月だけど。

簡単なコードでの弾き語りができるくらいになって、一旦ギターをやめた。


高校にあがってから色んなバンドを知った。

RADWIMPSだけでなく、チャットモンチー、tacica、マキシマムザホルモン、そこから高校でバンドを組み、高校生活中に2回だけだけどライブをすることができた。

これが当時のセトリ

  1. あいまい

  2. なんちって

  3. セプテンバーさん

  4. いいんですか

結果、そのまま大学でも軽音楽サークルに入ってしまった。

RADWIMPSは大切な友人から教えてもらったバンドなんだけど、その友人には本当に感謝している。結婚式には呼ばれなかったけど。


ニンテンドーDSのソフト『バンドブラザーズDX』でRADWIMPSの曲を楽譜から起こしたりした。卒業式の次の日に人に迷惑をかけながらライブを企画して、そこでもRADWIMPSのコピーバンドをやった。


あとは自分からどうこうした話ではなく自然な流れで、大学で軽音楽サークルで誘われるがまま色んなバンドをコピーして、先輩と話す中で新しいバンドを知って、黎明期のYoutubeで新しいバンドに出会って、その時期は邦楽のロックにはだいぶ詳しかったと思う。


大学を卒業後も音楽を続けている数少ない方のOBになった。

音楽を続けるためにDTMをはじめた。


ボカロとの出会い


ボカロも実は高校時代、他の邦楽ロックと同時に出会っていた。

きっかけは全然覚えていないんだけど、ニコ動を見ていた自然な流れで出会ったのだと思う。覚えている限り最初にハマったのはwowakaさんだから、実はwowakaさんがルーツなのかもしれない。


どちらかというと初音ミクっていう世界観よりは、たくさんのボカロPが様々なジャンルの曲を作りまくっているその文化が大好きだった。

バンドサウンドの曲を探して毎週『週刊ボーカロイドランキング』をチェックして、気に入った曲の歌ってみたを探してはiPodに入れてずっと聞いていた。


それが当時の生活であって、僕のノスタルジーな部分。

パソコンの前に座っていた自分の姿を懐かしい記憶として本当に思い出す。


(その頃に歌い手の「まじ娘」と出会い、まじ娘(majiko)だけは今でも追っかけているのでここに書いておきます。)


幼き頃はwowaka、クワガタP、糞田舎P、ハチ、DECO*27、みきとP、Neru、ゆうゆ、buzzG,164、じん

一人立ちしてからはバルーン、Eve、こんにちは谷田さん、ナユタン星人、n-buna、ツミキ

本当にいい曲を作る人がたくさんいる。尊敬してやまない。

もちろん挙げてない人でもたくさんいるんだけどね。


僕の青春を彩ってくれたのは本当にボカロだったから、ボカロっていう文化にはすごく感謝していて、今もボカロPをやっている理由の半分は"恩返し"の気持ちだったりする。


ボカロに恩返しするためにDTMをはじめた。


まとめ


僕の音楽のルーツは秋元康原作・原案のアニメ『カラオケ戦士マイク次郎』だ。

マイク次郎がいなかったら今の小島イチカはいなかった。


主人公の声優は江戸川コナンや乱太郎でおなじみ高山みなみ。 Youtubeに全話あがってんのウケるな。



森田童子の『ぼくたちの失敗』の回、めっちゃ好きだったなあ。




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