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『夏の終わり』プレイリスト公開!メンバーそれぞれの選曲に一言ずつ貰いました!

  • 執筆者の写真: 小島イチカ
    小島イチカ
  • 2023年9月3日
  • 読了時間: 6分

どうも、小島イチカです。


ちょっとだけ涼しくなってきましたね。

僕はやっぱり夏が好きなので、この涼しさは嬉しいけど寂しさもあります。


ということでXでもお知らせしましたが、Spotifyにて『夏の終わりのおぼへぼプレイリスト』を公開させていただきました。



メンバーに突然「夏の終わりのおすすめ曲を3曲教えておくれよぉ」と伝えたらみんなすぐに教えてくれました。

6人が1人3曲ずつ、約1時間、合計18曲が集まりました。


もちろん全員ボカロPなので音楽好き集団なわけですが、ボカロ曲あり、ロックあり、クラシックあり、そして年代も幅広い曲の並びとなりました。


どこをとっても哀愁のある、気持ちのいい風が吹きそうなプレイリストです。

(曲順はイチカが独断で決めました)


  1. 若者のすべて / フジファブリック

  2. 晩夏とペダル / コンテンポラリーな生活

  3. ジェリーフィッシュ (feat.ローラーガール) / Yunomi

  4. The Autumn Song / ELLEGARDEN

  5. ヨヒラ / n-buna

  6. 朝焼けの中で / ネクライターキー

  7. secret base ~君がくれたもの~ / ZONE

  8. 秋の気配のアルペジオ / 凛として時雨

  9. 八月は僕の名前 / くるり

  10. エアリーフォール / めありー

  11. シーグラス / ストレイテナー

  12. 青 / あだちかすか

  13. 少年時代 / 井上陽水

  14. 真夏のシューメイカー / THE PINBALLS

  15. 8.32 / *Luna

  16. サマータイムレコード / じん

  17. 海の幽霊 / 米津玄師

  18. Summer / 久石譲



それに伴い、メンバーに「自分の選んだ3曲それぞれに一言ずつください」とお願いして書いてもらいました。

合わせて読むともっと楽しくなりますね。


それではどうぞ。




浅上トモキ


若者のすべて / フジファブリック

晩夏の定番ソング。これがラジオで流れ始めると夏の終わりを実感する季節と合わせて時間帯も切り抜いてて風景が鮮明に浮かぶ



晩夏とペダル /コンテンポラリーな生活

特別だったりきれいだったりする表現の歌詞が多い中で、この曲は等身大の夏を切り抜いてる感じ。大人になるにつれて触れなくなった部分を思い出す曲



ジェリーフィッシュ (feat.ローラーガール) / Yunomi

涼しげエレクトロ。浮遊感とか使われてる音とかタイトルのジェリーフィッシュって言葉からお盆以降の夏をイメージ。冒頭の「連続した僕の夏休み」というワードは夏休みの中の1日って解釈の方が正しい気がするけど、俺の中では子供時代からの夏休み期間の繰り返しって解釈してる。そうするとその先の歌詞も解釈変わって好き




あだちかすか


The Autumn Song / ELLEGARDEN

アップテンポでかっこいい曲なのに哀愁ある歌詞にキュンとなる



ヨヒラ / n-buna

リードギターが美しすぎてご飯を3杯おかわりできる



朝焼けの中で / ネクライトーキー

なんとなく聴いてて落ち込む歌詞と楽しげな曲調が刺さる




higura


secret base ~君がくれたもの~ / ZONE

誰かのノスタルジーがどうしてこうも夏の終わりを想起させるのか



秋の気配のアルペジオ / 凛とした時雨

もう既に夜は、嘘くさいくらい秋の気配



八月は僕の名前 / くるり

忘れかけた夏の温度感を思い出させてくれる




小島イチカ


エアリーフォール / めありー

歌い手めありーが12人のボカロPとコラボした伝説の三部作ミニアルバム「13月のメリー」よりナユタン星人提供の1曲。

明るいようでどこか憂いを含むオケが、夢のようで幻のような夏の景色を見せてくれる。



シーグラス / ストレイテナー

「今年最後の海へ向かう」というサビの歌詞がとても印象的。曲の緩急が、当然走り出したり笑ったりする予想のできない若い夏の記憶のよう。最終日に夕暮れの車内で聞いてほしい一曲。



青 / あだちかすか

怠惰な夏、暑さに負けた夏、何もできなかった夏、みんなが経験したそんな夏の等身大。

うだうだ言っても何も変わらないのは分かっているんだけど、そんな誰しも共通の弱さにきっと寄り添って、「人間なんだからいいんじゃない?」って言ってくれる、そんな曲。



瀬梁ゆう


少年時代 / 井上陽水

・歌詞の秀逸さ 「風あざみ」は造語らしい でも言えば世の中の言葉は全て造語で発明なんですね。

・意外とBメロあたりのコード進行がシンプルに聴こえて凝ってて技巧。

・夏の曲というより"少年時代"だった時の曲っていうのがまたスパイスひとつまみ



真夏のシューメイカー / THE PINBALLS

・貫く歌声 研がれたギター 穿つベース 駆けるドラム それを聴く僕。

・サビにガツンときて通り過ぎていく「強炭酸水のように刺激的で爽やかな」聴き心地が僕はこの夏に欲しかったんだ。

・「昼間の稲光よ僕を貫いていいよ」から伝わる自己犠牲と満足感 一度は口に出して読みたい 貫いていいよ。



8.32 / *Luna

・不安定な君を歌うこの曲が完璧な夏だと思ったんだよ…。

・サウンド感に自分の理想が全て詰まっていてサビに入った時にくるキックのリズムのインパクトが忘れられない忘れたくない

・メロディーを聴くというよりもメロディーを迎えに行っていたって気持ち 生まれる前から聴いてたんちゃうか。




國分。


サマータイムレコード / じん

「ボカロPに憧れた」

少年だった國分。の青春時代、何よりも熱中してた「カゲロウプロジェクト」のエンディング曲だ。余談だがこの曲があったから今の僕がここにいると言っても過言ではないと思っている。

この曲は「カゲプロ」を締めくくる最強の曲なのだが、リリースから10年以上経った今聴くからこそ味わうことのできる当時になかった魅力が詰まっていると思う。

それはカゲプロが終わって時間が経ち、カゲプロ自体が僕らの「想い出」になることによって『また何処かで思い出して 出会えるかなって何度でも描こう』と語るこの歌の当事者になれたことだと思う。

夏が暮れるとこの曲が聴きたくなるし、この曲を聴く度にあの頃の夏を思い出す。

「また、何処かで。」 



海の幽霊 / 米津玄師

あなたにあえた、その後の話。

漫画原作のアニメーション映画「海獣の子供」の主題歌。

夏休み、中学生の少女が「ジュゴンに育てられた」と言われる少年たちと出会い、海に、生命に触れる物語。

本編の後日譚にあたるような言葉の数々は夏が終わったことを知らせると共に、暑かった夏の思い出をよみがえらせる。

8月は終わってしまったが、まだまだ暑い日は続くそうなので暑いうちに映画を見て涼しくなったらこの曲を振り返るように聴いてみてほしい。多分エモい波に襲われるぞ。しっかり立ってるんだ。

ちなみに映画はめちゃくちゃ難しかった。映画館で見たけどみんな難しい顔して席を後にしてた。



Summer / 久石譲

この曲、このフレーズ。人生で一度は耳にしたことがあるだろう。しかしこの曲が「菊次郎の夏」と言う映画のテーマソングだと言うことを知る人はどれくらいいるだろう?

主人公の少年「正男」とチンピラの中年「菊次郎」が遠くで働いているらしい正男の母を訪ねる…と言うのが大まかなストーリーなのだが、劇中にびっくりするくらいSummerが挿入されてる。もうマジでSummerの押し売り。Summerラッシュ継続率97%。見たらあまりのSummerにビビるぞマジで。

映画の制作中このSummerは本来途中のBGMに使われる予定だったが、北野武本人があまりにも気に入ってしまった為メインテーマになったって話を聞いたことがある。北野武が惚れ込んだ楽曲を是非、映画と共に楽しんで頂きたい。




以上です。

「一言」の受け取り方は人それぞれですね。


あとお気づきの方もいらっしゃると思いますが、瀬梁ゆうは箇条書きでした。


出勤の車の中、夜の寝る前、ゲーム中、好きな時に聞いてください。


それではよい晩夏を。

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